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松原正幸税理士事務所は新宿区市ヶ谷、神楽坂、飯田橋を本拠とする会計事務所です。

第36回交通費の考え方3 
 経費にならない交通費
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交通費の考え方3 経費にならないもの
経費にならない交通費。。。要するに個人のものという取り扱いになるケースです。
当然の話の部分なのですが、何気に入ってくる部分でもあります。
経費にならないが精算をしてしまった。
なぜに精算できてしまったのか?そういう問題が一番大きな部分につながります。
個人なのか会社なのか?一番の問題はなぜにその交通費が必要だったのか?と、いうことになっていきます。
考えられるのは会社での動きのはずが、個人のものととらえられてしまった場合と、いうことが考えられます。
会議、交際費、単純に会社訪問的に動いた、それが、仕事ではなく個人のものでは
ないか・という取り扱いになった場合がもっとも考えれれるかと思います。
となると一番大事なのは、その交通費はなぜに必要であったかの証明、というよりも証拠の積み上げが重要と考えれらます。
そうなると日々の流れがわかるもの・・日報の重要性がここで問われることになります。会社内での報告書、業務日報が必ず問われるところなので、どのような事業、業種であっても経費化したいのであれば証拠の積み上げが必要になっていくことになっていきます。どうしてその異動が必要だったのか?相手先はだれなのか?その結果はどうなのか?そういった部分が求められることになっていきます。。
ここでも要注意点は出金記録だけでは経費化できないということです。
相手先がどういう人間や会社であるのか?
行先は本当に仕事に関するものなのか?
と、なっていくと日報以上に大事なのはその相手をどの様にして顧客管理しているのか?そういった基本が大事になるということです。逆に言えば、それがしっかりできていればキチンと経費化されるということにもなっていきます。
顧客台帳、その日の行動も目的と結果、行先がなぜにそこなのか?その行動はどのようなものなのか?そう、本当に全体をつなげておくということが大事になります。
交際費や営業であるのであれば、なぜにその行動が必要だったのか?
それが個人なのか仕事なのか?そういうことになっていきます。
とにかく難しいのは交際費関連になっていく可能性のある交通費となっていきます。
「それって仕事なの???」そ言わせないとうこが大事になります。
単純な行動は経費化が難しいという部です。となると考えられるのは、移動には絶対的に業務に必要な部分を絡めておくということになっていきます。
相手先との関連やその意味、結果は?
このあたりは交際費と同じくの部分になっていきます。交際費認定ができるもの、その費用は交際費ではなく給与、個人経費ではないのか?そういう部分を排除することの大事さがここにあります。
なぜにその移動が必要なにか

その証明を常にしていく、これが重要なポイントです。
子どもの移動を経費化すると貸付金や役員賞与扱いになって経費否認どころか、役員賞与扱い、個人ではあれば所得がまして住民税課税のネタになっていきます。
とにかくは要注意の部分です。
なぜにその交通費が必要なのか?
これが重要ポイントです
簿記の段階でそ明解にしておく、そう精算書だけではなく中身の整理も怠らないということが大事です。

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