ひとり親控除SERVICE&PRODUCTS
ひとり親控除
婚姻はしていないが、お子様がいらっしゃる状況の場合の控除です。これは明確な規定があります。
逆にその規定に該当する場合は控除額をもらうことができます。令和2年分の所得税からの適用です
明確に条件があります。
2021年2月8日更新
- 前提
- 原則、その年の12月31日の現況で
婚姻をしていないこと
又は配偶者の生死が明らかではない一定の人
この場合で次の3つの要件にあてはなる人
イ、その人と
事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる
一定の人がいないこと。
ロ、生計を一にする子がいること
この場合はその子は
総所得金額等が48万円以下で
他の人の同一生計配偶者や扶養親族になっていない人
この条件を必ず満たす必要があります。
ハ、合計所得金額が500万円以下であること。
上の条件を満たす場合には
ひとり親控除として35万円の控除を受けられます。
注1
生計を一にするとは
同居でなくとも余暇には起居を常にしていたり
生活費や、学資などの送金を行っている場合
は生計を一にするものとなります。
極端な話、一人暮らしの学生に仕送りをする親
そういう感覚です。
ただし同一の家屋で起居をしていても明らかに
お互いに独立した生活を営んでいる場合は
生計を一にするということにはなりません。
家計が一緒であったりするようなことがあれば
生計を一にすると言えるが、一緒にいても
まったく家計が別となると生計を一にするとは
言わないということになります。
事実確認をして、果たして?の検討が重要です。